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第32回EDLセミナー(Prof. Francois Dabis)

2013/10/2

環境ディプロマティックリーダーの育成拠点では、Francois Dabis教授(フランス ボルドー第2大学 公衆衛生・疫学・開発研究所・国立保健医学研究所 U897)を講師としてお迎えし、第32回EDLセミナー(Part I/II)を開催しました。

Dabis教授はアフリカのエイズといえば名前が挙がる世界的な研究者であり、1980年後半エイズパンデミック発生のごく初期のころからアフリカの現地でHIV感染症の実態把握と予防・治療対策の基礎となる疫学調査を開始している。そのためエイズ研究と対策の歴史を丁寧に振り返りながら、現状の正確な把握と今後の展望(国際社会の努力により顕著な効果が見られたものの世界のエイズの終焉にはまだ遠い。)を述べた講義は大変貴重なもので印象的であった。医療系ではないが、環境リーダーをめざす学生たちにはこのような講義はなかなか得られない機会であり、地球規模感染症が環境と深い関連にあることを考えると大変、教育的効果があった特別講義であった。

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2013年10月2日(水)15:30 - 17:00
2013年10月8日(火)15:30 - 17:00
講演者:Francois Dabis教授(フランス ボルドー第2大学 公衆衛生・疫学・開発研究所・国立保健医学研究所 U897)
演題:AIDS as a Global Issue -Past, Present and Future. Can we end HIV/AIDS? -
場所:筑波大学理科系棟C103

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