水野谷 剛

インタビュアー:R & I

水野谷剛1

R & I:本日はよろしくお願いします。

水野谷:よろしくお願いします。

 

R:まず、研究内容を簡単に教えてください。

水野谷:環境総合評価、例えば、霞ヶ浦の水質を改善するためには、どういう政策を取った方がいいのか、あるいは、新しく開発された技術は、霞ヶ浦に導入する時に、どのタイミングで、どれだけ、どこに、どれぐらいのお金を使って、実施するのが一番効率的なのかをシミュレーション分析で求めています。実具体的には、環境経済学、物理モデル、線形学などを使って環境総合評価をします。

 

R:なぜその研究をしようと思ったのですか。また研究に至るまでのエピソードなどがありましたら教えてください。

水野谷:もともと、化学を勉強していて、化学は非常にミクロなスケールで研究をしていることを感じました。自分が学んだことをどのようにして社会へ貢献するかを考え始め、調べたところ環境経済学はこれからやりたい政策や経済を関わってくると同時に、学部時代で学んだ化学の知識を活かすことができるため、これから社会に必要とされる学問と思いまして、環境経済学を選びました。

 

R:なるほど。先生の研究を一言であらわすと?

水野谷:環境総合評価です。

 

R:ありがとうございます。次に研究生活についてですが、研究室にはコアタイムはありますか。

水野谷:特にコアタイムは設けていません。学生たちはそれぞれのペースで研究をし、指導が必要なときに指導するようにしています。

 

R:研究室のゼミはどのように行っていますか。

水野谷:2つのゼミを行っています。1つ目は水野谷研究室のゼミです。毎週月曜日、13時45分から16時まで、修士と博士と一緒に行っています。ゼミの内容は発表ではなく、勉強会をやっています。2つ目は氷鉋研究室との合同ゼミです。毎週木曜日15時15分からスタートし、まずは博士が、続いて18時15分から修士のゼミとなります。

 

I:研究室の先輩方の進路はどのようなものがありますか。

水野谷:研究室では幅広い知識を身につけるので、みんなの就職先は非常には幅広いです。例えば新聞記者、公務員、SE、シンクタンクなどがあります。

 

I:ゼミの雰囲気はどうですか。

水野谷:厳格にやっています。

 

R:留学生はいますか。その場合の言語はどうしていますか。

水野谷:はい。留学生が多いです。そのために英語でゼミをやっています。

 

R:学生に求めるものはなんですか。

水野谷:厳格にやっています。

 

R:最後にこれから研究室を選ぶ学群生に一言お願いします。

水野谷:研究はやらされるのではなく、自主的にするものです。ですから、自分がやりたい研究ができる研究室を選べばいいと思います。

 

R & I: 今日はありがとうございました。