インドネシア留学説明会報告
2014年02月20日

日程:2014年1月24日~26日

場所:インドネシア共和国 ボゴール農科大学・アルアザール大学・ガジャマダ大学

 

ボゴール農科大学(1249:0011:00

 ボゴール農科大学(IPB)の国際共同オフィスおよび筑波大学との協定の連絡調整窓口教員のLilik教授の協力の下、シルバ・プルタミナ講堂において筑波大学への留学に関する説明会を行った。参加学生の数は53人であった。環境科学専攻と持続環境学専攻、およびSUSTEPプログラムについての説明を行った。既に研究テーマが固まっている学生が多く、主に奨学金の手続きおよび筑波大学の入学試験や宿舎に関することに質問が集中した。

 

アルアザール大学(12510:0015:00

 東京大学国際部国際交流課G30 推進チーム主催の、平成25年度第4回日本留学説明会に、東北大学、東京大学を初めとする、15大学が参加した。筑波大学からは、生命環境系の野口良造准教授、バンドン事務所のSiti Dian Mardiani氏および岩永が参加した。来場者数は916名で、そのうち200名近くの学生が筑波大学のブースを訪れ、筑波大学ではどのような勉強・研究ができるのか、教員と連絡をとるにはどうすればよいか、そして筑波大学の奨学金はどのような制度であるのか、という質問が多くなされた。ボゴール農科大学からの参加者が多く、農学系を志望する学生が多かった。

 University of Tsukuba booth in Jakarta筑波大学ブースの様子(ジャカルタ)

 

ガジャマダ大学(12611:0016:00

 25日に引き続き、ジョグジャカルタのガジャマダ大学における日本留学説明会に、野口良造准教授とSiti Dian Mardiani氏ともに参加した。来場者数は3,145名で、そのうち少なくとも500人以上の学生が筑波大学のブースを訪れたと考えられる。配付資料やグッズは全てなくなり、実際の人数を把握できないほどであった。学生の多くがガジャマダ大学に所属しており、特に医学、工学に興味を持っていた。ジャカルタでの説明会に比べ、工学、林学、地球科学や生物学などに関心を持つ学生が多く、選択肢の一つとして環境系専攻を勧めることができた。

Presentation in Yogyakarta.jpg 大学説明プレゼンテーションの様子(ジャグジャカルタ)

 

3日間の説明会を終えて

 今後、インドネシアからの留学生受け入れの核となるSUSTEPプログラムを大学説明プレゼンテーションにおいて紹介し、それを聞いて筑波大学のブースに質問に来た学生が少なからずいたことは1つの大きな成果であったと言える。一方で、研究分野が決定しており、環境系の分野に興味を持つ学生の多くは既に専攻のHPを熟読していた。そのような学生に対して、さらに具体的なアドバイスができる機会や窓口を用意する必要性を感じた。

 

岩永青史(特任助教・持続環境学専攻)